近代日本の身装文化(身装画像)
説明 この作品はこの時代に多かった女優もの。この日は貧しいヒロインが心を決して女優学校に入学する日。学校というので袴を穿いてきたらしい。「葉子は紡績飛白に折目が袋になったよれよれの袴を穿いていた。羽織がないのでメリンスの汚れた細帯が腰の横から見えている。葉子は火のように顔が熱くなった」。袴のそば(脇あき)――は広く空いているので、下に着ているものはよく見える。それがわかっていながら、なぜそんな汚れた細帯を使うのかというのは素朴な疑問だが、この時代の人には、衣類を洗うという考えが、いまの人とは比較にならないくらい乏しかった。(大丸 弘)
ID No. A14-044
出典資料 読売新聞
発行年月日 1914(大正3)年4月21日号 8面
画家・撮影者 石井滴水(1882-1945)
小説のタイトル 光の巷(19):第一歩(7)
作者 佐藤紅緑(1874-1949)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)]
Vhaf:[袴(女性)]
Qkas:[絣]
時代区分・年代 20世紀前半;1914(大正3)年
国名 日本
キーワード 庇髪;紡績絣
男女別 女性
体の部分 全身;坐臥