近代日本の身装文化(身装画像)
説明 出獄した待合の女将に忠告するため、かつての婚約者である研究者が訪れた。どういう手ちがいか、女将の座高が10センチほども高いので、奇妙な画面になっている。女将は胸を詰め、襟を抜いたきものに幅広い掛け襟をしている。襦袢の襟には襟留めが見える。膝の上の刻み入れから、小さな煙管に煙草を詰めるしぐさで、客の硬い態度に比べ、かなり気楽そうだ。女の髪は出所したばかりだから簡単に横で丸めているだけ。眉を落としているのは、芸者の女将で人の妾、というややこしい身分のせいか、あるいは歳に合わせたのか。(大丸 弘)
ID No. A13-065
出典資料 都新聞
発行年月日 1913(大正2)年12月15日号 3面
画家・撮影者 井川洗厓(1876-1961)
小説のタイトル 若狭屋(5)
作者 伊原青々園(伊原敏郎)(1870-1941)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D7ge:[芸者;半玉;舞妓]
D1me:[眼・眉毛周辺の状態(眼・睫毛・眉の化粧)]
Vka:[掛襟]
Vhao:[羽織]
Wbu:[ブローチ;襟留め;襟飾り]
Wki:[喫煙関連;タバコ;キセル]
時代区分・年代 20世紀前半;1913(大正2)年
国名 日本
キーワード 眉落とし
男女別 男性;女性
体の部分 全身;坐臥