近代日本の身装文化(身装画像)
説明 市谷冨久町の東京監獄から出所した女を出迎えの人々。「髪を無造作に束ねているのが凄いほど仇っぽく見える」とあるが、監獄内ではこの無造作な束ね方しか許されなかった。襟付きのきものに縞の羽織を着ているが、これは収監時に身につけていたもの。博徒社会では出所はお祝い事なので、男の小学生の子どもは熨斗目のきものを着せられている。左の女は芸者で、髪は芸者島田。監獄が刑務所と改称するのはこの作品の九年後。(大丸 弘)
ID No. A13-064
出典資料 都新聞
発行年月日 1913(大正2)年12月12日号 3面
画家・撮影者 井川洗厓(1876-1961)
小説のタイトル 若狭屋(2)
作者 伊原青々園(伊原敏郎)(1870-1941)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D005:[20~30歳代の女性;年増]
D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)]
D7ge:[芸者;半玉;舞妓]
D2sim:[島田;高島田]
Vhao:[羽織]
D012:[男の子(小学生くらい)]
Wbo:[かぶり物一般;帽子]
G453:[刑務所;捕虜収容所]
時代区分・年代 20世紀前半;1913(大正2)年
国名 日本
特定地域 東京
キーワード 芸者島田;襟付きのきもの;竪縞の羽織;黒紋付き羽織;学生帽;熨斗目のきもの
男女別 女性;男児
体の部分 全身;上半身