| 説明 | 大道絵師をしてその日その日を凌いでいる男と女、蒲団に入る前の痴話げんか。女の髪は廂髪(庇髪)(ヒサシガミ)の束髪。こういった暮らしの女性にとっての手づくねの束髪は、二,三十年以前の、櫛巻や達磨返しといった髪型と同じ気分のものになっていたろう。櫛巻などより見た目の悪いのは、かんたんに櫛を使って撫で付けしにくいため、いつもほつれ毛の下がった、毀れかかったような印象のものになっていることだ。敷布は模様があって既製品だろうが、この時代は敷蒲団より大分幅が狭かった。飯櫃の上の石油ランプはいちばん安直、かつ古風なかたちのもの。(大丸 弘) |
|---|---|
| ID No. | A13-059 |
| 出典資料 | 都新聞 |
| 発行年月日 | 1913(大正2)年7月23日号 1面 |
| 画家・撮影者 | 井川洗厓(1876-1961) |
| 小説のタイトル | 女相場師(23) |
| 作者 | 米光関月(1874-1915) |
| 資料タイプ | 挿絵 |
| 身装画像コード | D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)] H000:[照明;照明具(一般)] |
| 時代区分・年代 | 20世紀前半;1913(大正2)年 |
| 国名 | 日本 |
| キーワード | 貧乏;枕;布団;敷布;おひつ;石油ランプ;庇髪;素足 |
| 男女別 | 男性;女性 |
| 体の部分 | 全身;坐臥;横臥 |