| 説明 | 女主人公のこの日の身装についての説明に、この時期の束髪観が示されている。「勝子は米屋町へ出這入始めてから、以前のように丸髷に結った事はなく、いつも慎ましやかな廂髪(ヒサシ)に結って、扮装(イデタチ)もわざと老けた地味なものばかり選んで着けた」。亡き夫のあとを継いで相場の世界へ飛び込んだ女の覚悟か。丸髷や高島田が、すでに非日常化しはじめていたことを示す、ひとつの事例。こうした意図であれば、束髪の髷は小さめのものになる。日露戦争(1904年,1905年)前後に、花月巻とか二百三高地とかいわれた流行の髪はすべて髷のスタイルだった。それに比べてこの女性の髷は、土瓶の蓋と変わらない程度のもの。(大丸 弘) |
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| ID No. | A13-057 |
| 出典資料 | 都新聞 |
| 発行年月日 | 1913(大正2)年7月16日?号 x面 |
| 小説のタイトル | 女相場師(16) |
| 作者 | 米光関月(1874-1915) |
| 資料タイプ | 挿絵 |
| 身装画像コード | D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)] Wki:[喫煙関連;タバコ;キセル] |
| 時代区分・年代 | 20世紀前半;1913(大正2)年 |
| 国名 | 日本 |
| キーワード | 庇髪;煙管(きせる) |
| 男女別 | 女性 |
| 体の部分 | 上半身 |