近代日本の身装文化(身装画像)
説明 飛騨路の小さな宿場町。小料理屋の二人の酌婦。年は二十二,三と二十歳位。年上の女の方は東京からの流れ者らしい。髪は二人とも銀杏返し。明治後半になると二十歳を過ぎた女の結う髪は既婚者の結う丸髷でなければ、銀杏返し以外になくなってしまった。こういう商売の女はみんなお互いに結い合うからいいが、髪結などのいない小さな宿場や集落では、ずいぶん変な、名前のつけようのない髪もあったにちがいない。第6回は年上の女ひとり。半纏にもきものにも黒襟をつけ、第14回を見ると、黒繻子らしい帯に巻いた帯締めが斜めなのは粋風、ということになっている。(大丸 弘)
ID No. A12-113
出典資料 やまと新聞
発行年月日 1912(大正元)年11月26日号 8面
小説のタイトル 飛騨の怪談(14)
作者 岡本綺堂(1872-1939)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D005:[20~30歳代の女性;年増]
D2ic:[銀杏返し]
Vhat:[半天;どてら]
Vhan:[半襟]
Vka:[掛襟]
Vob:[帯]
時代区分・年代 20世紀前半;1912(大正元)年
国名 日本
特定地域 飛騨路
キーワード 小料理屋の酌婦;半纏;黒襟;黒繻子の帯;斜めの帯締め
男女別 女性
体の部分 全身
関連情報 A12-112, A12-113