近代日本の身装文化(身装画像)
説明 花柳界とは縁を持たず、旦那とりをして生きている女。肌脱ぎになって朝の身じまい。かたわらには次の旦那の話を持ってきた芸者屋の女将が控え、その様子をじっと観察している。女の髪は束髪。手に隠れて前の廂(庇)(ヒサシ)がどんな具合かわからないが、髱(タボ=後ろ髪)は芸者のタボのようにけっこう下まで延びているので、これで襟白粉をつけるためには肌脱ぎが必要なのだろう。女の年はわからない。「若やかに廂髪にリボンを挿して」とあり、「そうしたハイカラリボンなら十八九」といっているように、こんな大きなリボンはむしろ女学生趣味なのだが。(大丸 弘)
ID No. A12-106
出典資料 やまと新聞
発行年月日 1912(明治45)年3月4日号 8面
小説のタイトル 魔性の女(48)
作者 小川煙村(1877-没年不詳)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
D1kes:[化粧;表情;容貌]
D3had:[肌脱ぎ;胸のはだけ・くつろげ]
D0ro:[露出;シースルー]
Vta:[足袋]
時代区分・年代 20世紀前半;1912(明治45)年
国名 日本
キーワード 髱(たぼ);リボン;上半身裸;後ろ姿;背面;鏡台;座布団
男女別 女性
体の部分 全身;坐臥