近代日本の身装文化(身装画像)
説明 舞台の人気女優。このころ、束髪は七三など分け髪や、女優髷を派生させはじめていた。単純に前方に突きだす廂髪(庇髪)(ヒサシガミ)はもう古くなって、全体に大きく膨らんだ束髪が、人により場合によってスタイルを変える多様化の時代に入った。〈応接室〉第1回 は従来型の束髪風。〈渦巻〉第1回,〈霜の声〉第2回では前をいくぶん割り、さらに〈靄の中〉第1回では女優髷風に左右を大胆にアンバランスにしている。日本髪のように決まりきった形ではなく、今日はどこをどうしようかと、鏡の前で考えることができるのは、ヘアスタイルの歴史の上での新しい段階であり、それが女優という職業人によって切り拓かれたのも意味深い。〈霜の声〉第2回,〈女客〉第1回,〈女同士〉第1回はいずれも被布。(大丸 弘)
ID No. A12-087
出典資料 報知新聞
発行年月日 1912(大正元)年10月6日号 8面
小説のタイトル 女一代:渦巻(2)
作者 柳川春葉(1877-1918)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D7sh:[小説のヒロイン;挿絵美人(この年の評判小説中の美人)]
D7joy:[女優モデル(この年の人気女優,封切り映画の出演女優)]
D2sit:[七三;女優髷]
D2:[ヘアスタイル]
Vhan:[半襟]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
Vob:[帯]
Vhao:[羽織]
D1hi:[ひげ]
Wtu:[杖;ステッキ;松葉杖]
時代区分・年代 20世紀前半;1912(大正元)年
国名 日本
キーワード 帯締め;黒羽織;羽織紐;口髭;顎鬚
男女別 男性;女性
体の部分 全身
関連情報 A12-082, A12-085, A12-086, A12-087, A12-088, A12-089, A12-094, A12-096, A12-098