近代日本の身装文化(身装画像)
説明 病床に伏す老父を抱える貧しい娘。女学校に高学年まで通い、いまは銀行の事務に雇われて才色兼備の評判。そのためにある大家の夫人に眼をかけられお邸に出入りするようになった。お邸にいるときの一張羅の恰好、銀行に通うときの絣のきものに袴。家の井戸端で水仕事をするときと、着ているものはずいぶん違うが、結っている髪はすべて束髪の部類に入る。束髪はたいていが朝、自分の手でまとめられるものなので、かたちはその日によってちがうだろうし、出来不出来もあるだろう。この頃の束髪は全体として大きくはなったが、廂(庇)(ヒサシ)はあまり出さず、髷は小さめ。おしゃれのときはその髷の根に飾櫛を挿している。(大丸 弘)
ID No. A12-081
出典資料 報知新聞
発行年月日 1912(大正元)年8月1日号 8面
小説のタイトル 女一代:一歩一歩(3)
作者 柳川春葉(1877-1918)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)]
D2ni:[日本髪一般]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
Qkas:[絣]
Vhaf:[袴(女性)]
D000:[乳児;赤ん坊]
Jko:[子守り;子守っこ]
Wkas:[傘]
時代区分・年代 20世紀前半;1912(大正元)年
国名 日本
キーワード 飾り櫛;飛白のきもの;引っ掛け結び;ひっかけ結び;芥子坊主;おんぶ
男女別 女性
体の部分 全身
関連情報 A12-080, A12-081, A12-091, A12-092