近代日本の身装文化(身装画像)
説明 娘たちの蓄音機を聴きながらの夜咄に、漁村出身の女中も加わる。手回しの国産蓄音機ニッポノホンが発売されたのが前年の1910(明治43)年、舶来品はその前からあったから、この時代は蓄音機がめずらしがられ、それを聴きに人が集まったりした。右側の二人のお嬢さんは小紋柄風の羽織を着ているが、女中はもちろん着ていない。お嬢さん二人は束髪。もう鬢(ビン=横髪)をほとんど張らず、前の廂(庇)(ヒサシ)は心持ち出ているが全体に頭にひっついたよう。いちばん右の娘は羽織に肩揚げがあり、髷の根元のリボンも目立ってやや年が若そう。(大丸 弘)
ID No. A11-079
出典資料 時事新報
発行年月日 1911(明治44)年11月14日号 11面
画家・撮影者 渡部審也(1875-1950)
小説のタイトル 黒光(14)
作者 江見水蔭(怒濤庵)(1869-1934)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D7re:[令嬢モデル]
D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
Vhao:[羽織]
Vkat:[肩揚げ]
D4ge:[下女;下男;召使い]
H000:[照明;照明具(一般)]
時代区分・年代 20世紀前半;1911(明治44)年
国名 日本
キーワード お嬢様;リボン;小紋柄風の羽織;女中;ランプ
男女別 女性
体の部分 全身;坐臥