近代日本の身装文化(身装画像)
説明 娘が父親に会いに行ったのは当時西巣鴨にあった巣鴨監獄で、1922(大正11)年に巣鴨刑務所と改称されたあとは監獄という言い方は消滅した。娘は女学生らしく袴を穿いているのだが、羽織とショールに隠れてこの挿絵でははっきりしない。「髪はマーガレットで、太い三つ編みの首筋のあたりに、鉄お納戸色のリボンをつけたハイカラな」とあるのに、挿絵ではその三つ編みが洗い髪のように見え、これはやや粗漏な絵といわざるをえない。マーガレットはほんらい束髪のごく初期――1880年代に結われた古いスタイルなのだが、長い間あまり結う人もなかったため、かえってハイカラに見えたのだろうか。(大丸 弘)
ID No. A11-023
出典資料 大阪朝日新聞
発行年月日 1911(明治44)年4月6日号 7面
小説のタイトル 父の罪(16)
作者 尾島菊子(1883-1956)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D7jog:[女学生]
D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)]
Vhao:[羽織]
Wku:[頸覆い(マフラー,ストール,襟巻,ショール)]
G790:[人力車]
時代区分・年代 20世紀前半;1911(明治44)年
国名 日本
特定地域 東京;西巣鴨
キーワード 女学生;マーガレット;マガレイト
男女別 女性
体の部分 全身;坐臥
関連情報 A11-023, A11-024