| 説明 | 料理屋の女将の結う銀杏返し。このころ――1910年代、つまり明治末から大正初期以後、大人の女性の結う日本髪は、丸髷か銀杏返しに決まってしまった。丸髷は既婚女性――奥さんの髪で、これは堅く守られたから、あまり奥さんっぽく見えたくない女は、つまり水商売の女性などは、銀杏返しを結うより仕方がない。銀杏返しは自分でも結える比較的結いやすい髪だが、また変化の多い髪で、結い方ひとつで粋にも野暮にも、若い人向きにも、けっこう年輩の人向きにもなるから、そういうむずかしさはあった。(大丸 弘) |
|---|---|
| ID No. | A10-073 |
| 出典資料 | 国民新聞 |
| 発行年月日 | 1910(明治43)年9月23日号 6面 |
| 画家・撮影者 | 公文菊仙(公文菊僊)(1873-1945) |
| 小説のタイトル | 馬鹿野郎(94) |
| 作者 | 村上浪六(1865-1944) |
| 資料タイプ | 挿絵 |
| 身装画像コード | D2ic:[銀杏返し] D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)] |
| 時代区分・年代 | 20世紀初め;1910(明治43)年 |
| 国名 | 日本 |
| 男女別 | 女性 |
| 体の部分 | 頭部;上半身 |