近代日本の身装文化(身装画像)
説明 芸者屋の主人の女房である老妓が、お座敷から帰って、抱えの売れっ妓に意見めいたことを言っている。老妓と言ってもまだ四十にはなっていないかもしれない。前髪のほとんどないような潰し島田に結い、髱(タボ=後ろ髪)はぐっと低く、いやでも深く襟を抜かなければならない粋な、というよりやや伝法な拵え。小紋を着ているのは、もちろん出の衣裳ではないから。若い妓はもう着替えて襟付きの部屋着。その上にもう一枚羽織っている。(大丸 弘)
ID No. A10-070
出典資料 都新聞
発行年月日 1910(明治43)年12月15日号 3面
画家・撮影者 井川洗厓(1876-1961)
小説のタイトル 寒菊(46)
作者 東籬庵(生没年不詳)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D7sh:[小説のヒロイン;挿絵美人(この年の評判小説中の美人)]
D7ge:[芸者;半玉;舞妓]
D2sim:[島田;高島田]
Vka:[掛襟]
Wki:[喫煙関連;タバコ;キセル]
時代区分・年代 20世紀初め;1910(明治43)年
国名 日本
キーワード 黒襟;潰し島田;つぶし島田;火鉢
男女別 女性
体の部分 全身;上半身;坐臥