近代日本の身装文化(身装画像)
説明 東京の医科大学に進学する青年を駅頭で見送る人々。中学生の弟は紺飛白の筒袖のきものに対の、つまり同じ色柄の羽織、小倉の袴に紺足袋、朴歯の下駄。学生帽を手に持って振っている、袖口からYシャツのカフスの袖が覗く。もっとも標準的な中学生のスタイルで、厳冬でもたいていはこれで通した。親戚の娘は中学生との構図の関係でひどく寸が伸びてしまった。廂髪(庇髪)(ヒサシガミ)は1910年頃から廂(庇)(ヒサシ)が引っ込みはじめたので、これはもっとも極端な頃の例。このほとんど水平で、蓋をかぶせたようにみえるのがこの時代以後のスタイル。(大丸 弘)
ID No. A10-054
出典資料 都新聞
発行年月日 1910(明治43)年2月26日号 3面
画家・撮影者 井川洗厓(1876-1961)
小説のタイトル 人と人(30)
作者 伊原青々園(伊原敏郎)(1870-1941)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード Jmi:[見送り;出迎え]
D013:[少年(ほぼ中学生の年頃(12~15,16歳))]
Qkas:[絣]
Vhao:[羽織]
Vta:[足袋]
Wbo:[かぶり物一般;帽子]
D004:[適齢期の娘;新造;(1) 嫁入り前の娘,新妻,さらに一般の他家の妻女をいう。]
D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)]
Vfu:[振袖;袂]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
Wkas:[傘]
時代区分・年代 20世紀初め;1910(明治43)年
国名 日本
特定地域 東京
キーワード 学生帽;紺飛白;筒袖;小倉の袴;紺足袋;朴歯の下駄;ワイシャツ;ホワイトシャツ;カフス;庇髪;中振り袖;お太鼓結び
男女別 男性;女性
体の部分 全身