近代日本の身装文化(身装画像)
説明 浅草台地の芸者の出の姿。髪は芸者島田で帯は柳。有職風の柄の裾模様のきものを左褄にとって、右手で袖を抱えている。このきものは縞ではなく縞御召だろう。実際のきものではこんなに目立ちはしないのに、挿絵に描くとこうも描くことになる。御召も結城紬も縞が多いがそれを唐桟や弁慶縞のいわゆる縞の木綿のきものと一緒にはできない。絵画からきものの模様を読みとることは原則的には無理。薬指に指環を嵌めていて、芸者としてはこれはめずらしい。(大丸 弘)
ID No. A10-014
出典資料 大阪毎日新聞
発行年月日 1910(明治43)年10月13日号 4面
画家・撮影者 山本英春(生没年不詳)
小説のタイトル お小夜(2)
作者 広津柳浪(1861-1928)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D7ge:[芸者;半玉;舞妓]
D2sim:[島田;高島田]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
Vob:[帯]
D3su:[裾;褄;端折り;からげ]
Wyu:[指輪]
時代区分・年代 20世紀初め;1910(明治43)年
国名 日本
特定地域 東京;浅草大地
キーワード 芸者島田;縞御召;柳結び;有職柄風の裾模様;左褄;三味線
男女別 女性
体の部分 全身