近代日本の身装文化(身装画像)
説明 悩んでいるヒロインの人妻。大黒帽子を被った幼児の手を引いているのは、知人に二百円という大金を借りようかどうしようか、それを迷っているとき、次の挿絵のランプのかたわらでは、嫌な男に迫られているとき、三番目の、立ち木を背にしているのは、「忌まわしき獣欲の犠牲になって操を汚され」、死のうかどうかと思い悩んでいるとき。一,二日の間のできごとで、いずれもハンカチーフを前歯で咬んで下に引っ張っている。以前だと襦袢の袖口を咬む場面だが、外では、ことに歩きながらではそれはなかったろう。(大丸 弘)
ID No. A09-116
出典資料 やまと新聞
発行年月日 1909(明治42)年7月14日号 1面
小説のタイトル 夕化粧(41)
作者 前田曙山(1871-1941)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D7sh:[小説のヒロイン;挿絵美人(この年の評判小説中の美人)]
D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)]
Vhan:[半襟]
Vhao:[羽織]
Whan:[ハンカチーフ]
D801:[強い悩み・悲しみ・口惜しさ・羞恥の表現]
時代区分・年代 20世紀初め;1909(明治42)年
国名 日本
キーワード ハンカチを噛む
男女別 女性
体の部分 全身;上半身;坐臥
関連情報 A09-115, A09-116, A09-117