近代日本の身装文化(身装画像)
説明 練達のリアリストである右田年英は、この時期すでに[東京朝日新聞]の挿絵を担当して二十年になり、さらにこの後、関東大震災の少し前まで、前後三十余年間朝日紙上で腕をふるった。年英の美女は、このヒロインもそうであるように目のぱっちりした人が多く、浮世絵趣味の色濃い英春や野田九浦の狐顔とはちがうが、やはり日本画系の、線描本意、という理由もあって、人形風であることからは免れていない。概していえば、年英は人物の表情の描写には、姿態に対するほどには熱心さがなかったようにさえ思える。(大丸 弘)
ID No. A09-034
出典資料 大阪朝日新聞
発行年月日 1909(明治42)年12月22日号 8面
画家・撮影者 右田年英(梧斎年英)(1863-1925)
小説のタイトル 小糠雪(1)
作者 半井桃水(1860-1925)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D7sh:[小説のヒロイン;挿絵美人(この年の評判小説中の美人)]
D2so:[束髪(前期縦型の)]
時代区分・年代 20世紀初め;1909(明治42)年
国名 日本
キーワード 引っ詰め髪;ひっつめ髪
男女別 女性
体の部分 上半身