近代日本の身装文化(身装画像)
説明 二人の若い妻。本文の長い物語とこの挿絵とは直接の関係はない。結婚したからといって、髪型の変わる時代ではもうなくなっていた。ふたりとも束髪をきっちりと結い、低い髷の根にぐるりとリボンや花簪(カンザシ)を飾っている。もう、髱(タボ=後ろ髪)はほとんど消えている。右側の女性の前髪は、廂髪(庇髪)(ヒサシガミ)というのにふさわしいくらい出っ張っているが、左の主人公の前髪はそれほどでなく、ほんのわずかだが割れ目が見える。彼女は襟をきっちりと合わせ、小さな、実用的な襟留めをしている。(大丸 弘)
ID No. A09-015
出典資料 大阪毎日新聞
発行年月日 1909(明治42)年7月18日号 5面
画家・撮影者 山本英春(生没年不詳)
小説のタイトル 鈴江嬢(74)
作者 徳田秋声(1871-1943)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
Wbu:[ブローチ;襟留め;襟飾り]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
Wyu:[指輪]
時代区分・年代 20世紀初め;1909(明治42)年
国名 日本
キーワード リボン;花簪;お太鼓結び
男女別 女性
体の部分 全身;上半身