近代日本の身装文化(身装画像)
説明 友人同士の若い娘が、浅草辺を散策中に偶然、一人の娘の兄が、見知らない女性といるのを発見する。左側の銘仙絣に束髪の娘は袖口を口に当てて面白そうにしている。日傘で姿を隠すようにしている娘が逢引中の男の妹で、髪は銀杏返し。銀杏返しは娘でも人妻でも、粋にも野暮にも結える便利な髪だった。肩にかけたショールは縁をスカラップに成形編みした毛糸製。毛糸でこうしたものを編むのはこの時代の流行でもあったが、大きな呉服店や洋品屋には舶来の既製品もたくさん並んで眼を惹いていた。(大丸 弘)
ID No. A09-007
出典資料 大阪毎日新聞
発行年月日 1909(明治42)年2月11日号 5面
画家・撮影者 阪田耕雪(坂田耕雪)(1871-1935)
小説のタイトル 猛火(42)(7):苦楽(3)
作者 田口掬汀(1875-1943)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)]
D2ic:[銀杏返し]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
Wku:[頸覆い(マフラー,ストール,襟巻,ショール)]
Qkas:[絣]
Wkas:[傘]
時代区分・年代 20世紀初め;1909(明治42)年
国名 日本
特定地域 東京;浅草
キーワード 銘仙飛白;毛糸編みのショール;日傘
男女別 女性
体の部分 全身;上半身