近代日本の身装文化(身装画像)
説明 愛する娘の父親の冤罪を晴らすために、主人公は自分の父の秘密書類を持ち出して、深夜に娘の下宿を訪れる。娘は男の行為を深謝し、その証拠の品を携えて、さっそく天下茶屋の父親のもとへと駆けつける、クライマックスの場面。娘は物書きを職業としているため、女の小部屋に不似合いな大きな机を前にして、机の上には筆記用具のほか、竹筒の筆入れと、卓上ランプが置かれている。持ち手のついた小さな手あぶりを挟んで、男は書類を手渡そうとしている。手あぶり火鉢を間にして二人の人物が向かい合う姿は、羽織の裾が座布団をはみ出して畳に広がるかたちとあわせて、冬の日本座敷の忘れられない情景のひとつ。(大丸 弘)
ID No. A07-109
出典資料 報知新聞
発行年月日 1908(明治41)年2月26日号 6面?あるいは8面?
小説のタイトル 寒牡丹(113)
作者 渡辺霞亭(黒法師)(緑園)(朝霞隠士)(無名氏)(匿名氏)(1864-1926)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)]
Vhao:[羽織]
H000:[照明;照明具(一般)]
時代区分・年代 20世紀初め;1908(明治41)年
国名 日本
キーワード 小部屋;障子;机;卓上ランプ;筆入れ;火鉢;座布団;黒羽織
男女別 男性;女性
体の部分 全身;坐臥