近代日本の身装文化(身装画像)
説明 やむをえず退職した女教員であるヒロインの復職を、断ってきた校長からの手紙。そっと自分の部屋で開く、とある。腰から下は正座のかたちのまま、のめるように身体を前にさしのべることも、うずくまることもできるが、ここでは前者。畳の生活では食べることも飲むことも書くことも遊ぶことも、たいていのことは台や机を前に置かず、こんな恰好でもやってのけられた。文字を書くことさえ、毛筆であるとなんの台も置かず、片手に巻紙を持って、すらすらと認めることができた。その代わり立つことが億劫になることは確かで、立ってる者は親でも使え、といった諺は今日ではなんのことかわからない。(大丸 弘)
ID No. A07-090
出典資料 国民新聞
発行年月日 1907(明治40)年8月9日号 7面
画家・撮影者 梶田半古(1870-1917)
小説のタイトル 焔(ほのお)(17)(4)
作者 徳田秋声(1871-1943)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード G043:[縁先;縁端]
D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
D80:[姿勢;ポーズ(特異な姿勢・ポーズ・格好一般)]
時代区分・年代 20世紀初め;1907(明治40)年
国名 日本
キーワード 縁側;二百三高地髷風;庇髪;お太鼓結び;素足;手紙
男女別 女性
体の部分 全身;坐臥