| 説明 | 江戸時代以来の箱膳がちゃぶ台に代わるのは都会でも明治末期以後とされている。この二人の間には挽きものの、たぶん折り脚のちゃぶ台があるから、田舎にしてはハイカラな家、ということになる。お鉢、またはお櫃からご飯をよそっているが、木のお鉢は適当にご飯の水分を吸収しておいしく保つ、という。もっとあとになると、蓋をする前に布巾を掛けることを、婦人雑誌などが推奨した。ちゃぶ台はふつう箱膳より高いので、子どもの姿勢がよくなる、という人と、膝が大きなお膳の陰に隠れるため、行儀が悪くなる、という意見もあった。しかし、鍋料理のように、ひとつの大きな容器をみんなでつっつく食べ方のしやすさは、大げさにいえば家族の誕生、のひとつの支えとなったかもしれない。(大丸 弘) |
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| ID No. | A07-056 |
| 出典資料 | 都新聞 |
| 発行年月日 | 1907(明治40)年6月13日号 1面 |
| 小説のタイトル | いひなづけ(5) |
| 作者 | 橋本十駕(生没年不詳) |
| 資料タイプ | 挿絵 |
| 身装画像コード | H10:[家族の食卓;カンバセーションピース;アンティミスト] |
| 時代区分・年代 | 20世紀初め;1907(明治40)年 |
| 国名 | 日本 |
| キーワード | ランプ;卓袱台;おひつ |
| 男女別 | 男性;女性 |
| 体の部分 | 全身;坐臥 |