近代日本の身装文化(身装画像)
説明 浅草公園裏の銘酒屋。私娼の屯する世界だ。挿絵はいま用足しからかえって戸口に手をかけた女。この辺りで夜の十時といえば客の出入りのいちばん多い時間で、女の髪も着付けもずいぶん崩れている。着ているのは夏のことだから大きな蝶の柄の浴衣、帯はほどけそうに緩んでいる。低く、尻の辺りに帯を結ぶのも、女学生とはちがうこの辺りの女らしい。髪は大きい束髪。この時代の束髪は、知らずに見ると角度によっては日本髪と思い込むくらいよく似ているが、髷がちがう。(大丸 弘)
ID No. A07-006
出典資料 大阪毎日新聞
発行年月日 1907(明治40)年6月18日号 8面
画家・撮影者 阪田耕雪(坂田耕雪)(1871-1935)
小説のタイトル 第二回懸賞当選小説 行く雲(22)
作者 森岡騒外(生没年不詳)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)]
Vyu:[ゆかた]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
時代区分・年代 20世紀初め;1907(明治40)年
国名 日本
特定地域 東京;浅草
キーワード 下町;酒屋;浴衣;お太鼓結び;着くずれ
男女別 女性
体の部分 全身