近代日本の身装文化(身装画像)
説明 主人母娘のいる居間に、仲働きの女中が来て来客を告げる。この家では二人の女中がいて、文中で単に下婢と呼んでいる方は主に台所や水仕事などを受けもつ。仲働きと呼んでいる方は台所仕事も手伝うが、主に家族の身の廻りのせわをするのが役目で、小間使と呼ぶ召使いに近い。この女性の髪は銀杏返し。銀杏返しは主婦にも女中にも結われた髪だった。帯結びは簡単な結び下げ。この女中の手の突き方は、法には適っているがいささか古風で、もうこの時代以後は忘れられる。(大丸 弘)
ID No. A06-138
出典資料 国民新聞
発行年月日 1906(明治39)年5月9日号 5面
小説のタイトル 世間(16)(4(1))
作者 広津柳浪(1861-1928)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D4ge:[下女;下男;召使い]
D2ic:[銀杏返し]
Vob:[帯]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
D80:[姿勢;ポーズ(特異な姿勢・ポーズ・格好一般)]
時代区分・年代 20世紀初め;1906(明治39)年
国名 日本
キーワード 女中;竪縞のきもの;昼夜帯;結び下げ;素足;手の突き方;襖(ふすま)
男女別 女性
体の部分 全身;坐臥