近代日本の身装文化(身装画像)
説明 娘を舞台に上がらせるために、楽屋に通う娘の身なりが見劣りすること、パトロンめいた男の素性が定かでないことなど、気に病むことの多い母親、楽屋で化粧する間もひっついてアレコレ世話をやく。腰紐ひとつの娘は大きな廂髪(庇髪)(ヒサシガミ)の束髪。さすがに舞台に出るため髪油で撫でつけていると見え、光沢もあり、後れ毛も少ない。いま紅皿を持って唇を塗っている。襟を抜いているのはこれから刷毛で襟白粉を塗るため。中腰の母親ははっきりわからないが茶筅(チャセン)髪らしい。(大丸 弘)
ID No. A06-101
出典資料 都新聞
発行年月日 1906(明治39)年12月11日号 1面
小説のタイトル 舞扇(20)
作者 遅塚麗水(1866-1942)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)]
Vka:[掛襟]
D3ut:[打合せ;襟あき;ぬき襟]
Vob:[帯]
D1kes:[化粧;表情;容貌]
D80:[姿勢;ポーズ(特異な姿勢・ポーズ・格好一般)]
時代区分・年代 20世紀初め;1906(明治39)年
国名 日本
キーワード 庇髪;茶筅髪(ちゃせんがみ);黒襟;抜き襟;立て膝;口紅;紅皿;鏡
男女別 女性
体の部分 全身;坐臥