近代日本の身装文化(身装画像)
説明 家を空けて女のもとから朝帰りした夫と、その妻。夫は二重外套の肩覆いを後にはねただけで、家の中でも脱ごうとはしない。「寒いね」と言っているように、この時代の冬の室内は、仮に手あぶりのひとつくらいあっても、ずいぶん寒かった。その夫は片肘を机にのせ、片方の手は膝に置いている。妻は、一方の手は袂とをつかみ、もう一方の手は後ろにそらせて畳に突いている。夫のかたい守りの姿勢と、その隙を窺うような妻の態度の対比。(大丸 弘)
ID No. A06-081
出典資料 大阪朝日新聞
発行年月日 1906(明治39)年9月4日号 5面
小説のタイトル 浪枕(11):金鵄勲章
作者 大江素天(1876-1950)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード Vwa:[男性和装外套]
D800:[感情・思考・意志の表現一般]
Vhao:[羽織]
D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)]
Vfu:[振袖;袂]
時代区分・年代 20世紀初め;1906(明治39)年
国名 日本
キーワード 二百三高地巻風;二百三高地髷風
男女別 男性;女性
体の部分 全身;坐臥