近代日本の身装文化(身装画像)
説明 中学校の制服姿の主人公。ズックの鞄を抱えた指先に、インク瓶をぶら下げている。安いインク瓶はしばしばキャップが不良なため、こうして持ち歩くのがいちばん安全だった。中学生になるとそれまでの鉛筆でなく、Gペンでペン書きしはじめるのも中学生気分のひとつだったが、だれの指先や持ち物にもインクの浸み汚れがあったものだ。詰め襟服の一番上のボタンだけ嵌めるということはあまりしないことである。幼なじみの女性の心が遠のいているのを思い悩んでいるのと、関係があるのだろうか。(大丸 弘)
ID No. A06-070
出典資料 東京日日新聞
発行年月日 1906(明治39)年5月16日号 6面
小説のタイトル 月に立つ影(62)
作者 後藤宙外(1866-1938)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D4ga:[学生・生徒(男子中学生以上)]
Wbo:[かぶり物一般;帽子]
D800:[感情・思考・意志の表現一般]
Wfu:[風呂敷(包み);布包み]
Wbet:[ベルト]
時代区分・年代 20世紀初め;1906(明治39)年
国名 日本
キーワード 学生帽;学生服;詰襟;インク瓶
男女別 男性
体の部分 全身;上半身