近代日本の身装文化(身装画像)
説明 養育の恩義を言い立てて無理な結婚を迫る母親の前で、思い悩む娘。この時期になると廂髪(庇髪)(ヒサシガミ)風束髪は定着するが、かなり聳(ソビ)えている髷は、だんだんと小さくなる傾向。束髪は自分や家族の手で結われることがふつうなので、従来の日本髪のように定型的ではなく、また油を多用しないためもあって、このように毛がそそけていることが多い。ただし、この画面の場合は、髪の乱れがヒロインの心の疲れを表現していると見るべきだろう。(大丸 弘)
ID No. A06-039
出典資料 東京朝日新聞
発行年月日 1906(明治39)年10月15日号 7面
画家・撮影者 右田年英(梧斎年英)(1863-1925)
小説のタイトル 闇のうつゝ(1):聟えらみ(4)
作者 須藤南翠(南翠外史)(坎坷山人)(彩幻道人)(1858-1920)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)]
D801:[強い悩み・悲しみ・口惜しさ・羞恥の表現]
時代区分・年代 20世紀初め;1906(明治39)年
国名 日本
男女別 女性
体の部分 全身;坐臥