近代日本の身装文化(身装画像)
説明 子爵家の令嬢が、哀れな暮らしの下層民の救済について、危ぶむ老執事に訴えている。もっとも稲野年恒の描いたお嬢様は、もっと浮世離れしているように見えるが。令嬢の束髪は前方がいちじるしく盛り上がっている。この傾向は一,二年前からで、下田式、あるいは下田歌子式という人もある。また頭頂の髷も、半ばリボンに隠れているものの三角形に突き出していて、二百三高地風だ。お嬢様がきものの上に羽織っているのは被布。胸を塞ぐ竪襟(タテエリ)部分を持つことが和服としては例外的。その両側に飾り組紐がつき、大きな襟も特色のひとつ。(大丸 弘)
ID No. A05-055
出典資料 大阪朝日新聞
発行年月日 1905(明治38)年2月13日号 4面
画家・撮影者 稲野年恒(可雅賎人)(1858-1907)
タイトル
小説のタイトル 懸賞当選小説 琵琶歌(40)
作者 大倉桃郎(黒風白雨楼)(1879-1944)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D7re:[令嬢モデル]
D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)]
Vhao:[羽織]
Vhi:[被布]
D017:[男の老人]
時代区分・年代 20世紀初め;1905(明治38)年
特定通称名
国名 日本
特定地域
キーワード お嬢様;執事;下田歌子式;二百三高地髷風;紋付き羽織;組紐飾り;洋室;カーテン;椅子の背もたれ;置物
男女別 男性;女性
体の部分 上半身;坐臥
関連情報
著作権情報
備考