近代日本の身装文化(身装画像)
説明 第26回は、気に入らない嫁を追い出す相談を、出戻りの娘、気の毒な嫁にとっては小姑の女としている姑。第32回は、それを息子に告げ、いま隣室に遊びに来ている娘に乗り換えるよう、強要している母親。夫を亡くした女、つまり後家のすべてがそうするわけではないが、切髪にする人はけっこういた。この姑の場合は、切髪をうしろでまとめているが。切髪の毛が少なくなり、丸髷などを結うに結えなくなるのもその理由だったかもしれないし、手間も髪結銭もかけなくて済むのも助かったろう。しかし息子たちがまだ二十そこそこにしては、老けすぎているように、いまの人間には思えるのだが。(大丸 弘)
ID No. A05-011
出典資料 東京朝日新聞
発行年月日 1905(明治38)年1月29日号 7面
画家・撮影者 右田年英(梧斎年英)(1863-1925)
小説のタイトル 唯心(26)
作者 武田仰天子(1854-1926)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D004:[適齢期の娘;新造;(1) 嫁入り前の娘,新妻,さらに一般の他家の妻女をいう。]
D006:[初老の女性(40~50歳代)]
Vhao:[羽織]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
Wki:[喫煙関連;タバコ;キセル]
時代区分・年代 20世紀初め;1905(明治38)年
国名 日本
キーワード 長火鉢;薬缶(やかん);座布団;切り髪;切下げ髪;お太鼓結び;長煙管(きせる)
男女別 女性
体の部分 全身;上半身;坐臥
関連情報 A05-011, A05-013