近代日本の身装文化(身装画像)
説明 タイトルどおりの、ことし十八になる漁師の娘。浜に打ち上げられた父親の死体を発見し、魚籠に入れて泣く泣く運んでゆく。父親を入れるにしては籠の口が少し小さすぎるようだが、この娘は何人力かの大力なので、担ぐことはなんの苦もないようだ。千鳥柄の染め単衣などを着、帯も三尺帯ではなくしっかりした地質らしい細帯を締めているのは、海水浴客の世話という仕事を持っているため。裾は端折って帯に挟み、白い湯文字(ユモジ)を見せている。頭は小さな銀杏返し風。銀杏返しはきわめて融通の利く、ヴァラエティに富んだ髪型だ。(大丸 弘)
ID No. A04-180
出典資料 国民新聞
発行年月日 1904(明治37)年8月13日号 4面
小説のタイトル 漁師の娘(2)
作者 不知何人
資料タイプ 挿絵
身装画像コード K60:[海岸]
D004:[適齢期の娘;新造;(1) 嫁入り前の娘,新妻,さらに一般の他家の妻女をいう。]
D2ic:[銀杏返し]
Vob:[帯]
D3su:[裾;褄;端折り;からげ]
D801:[強い悩み・悲しみ・口惜しさ・羞恥の表現]
時代区分・年代 20世紀初め;1904(明治37)年
国名 日本
キーワード 銀杏返し風;おこし;細帯;湯文字(ゆもじ);裾まくり;魚籠(びく);しぐさ;袖口で涙をぬぐう
男女別 女性
体の部分 全身
関連情報 A04-179, A04-180