近代日本の身装文化(身装画像)
説明 結婚を間近に控えた十八歳の女性。美しい容貌をもちながら、身を飾ることにはほとんど頓着なく、いつもは被布ばかりを着てすごしているが、きょうは知人が洋行するという送別会に出席する。この姿はおそらく、彼女が昨年まで通っていた女学校の通学服ではないだろうか。紋のないことを見れば式日に着る晴着でもないようだ。じつはこの日出発する男性は彼女を妻にと懇望していた医師で、彼女はそれを断って、貧しい牛乳屋の若者を選んだのだ。彼女の束髪は前方がいちじるしく盛り上がった1903(明治36),1904(明治37)年頃の流行。(大丸 弘)
ID No. A04-110
出典資料 読売新聞
発行年月日 1904(明治37)年11月4日号 3面
画家・撮影者 梶田半古(1870-1917)
小説のタイトル 新細君:婚礼の巻(44)
作者 渡辺霞亭(黒法師)(緑園)(朝霞隠士)(無名氏)(匿名氏)(1864-1926)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D004:[適齢期の娘;新造;(1) 嫁入り前の娘,新妻,さらに一般の他家の妻女をいう。]
D7jog:[女学生]
D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)]
Vhaf:[袴(女性)]
時代区分・年代 20世紀初め;1904(明治37)年
国名 日本
キーワード 庇髪
男女別 女性
体の部分 全身