| 説明 | 山育ちのお雪が十六歳と成人した姿。この段階での彼女はもちろん、人妻でも芸者でもないし、どんな身分の家の娘、という決まった背景もない。明治の末というこの時代の一般的な考え方からすれば、身分や生まれ育った土地を持たない人間は、なにを着るかのチョイスの基準がなく、ということは具体的な存在のしようがなかった。いまの娘はかたぎだか芸者だか女優だかさっぱりわからない――という非難が、もう少しあとの時代になるとにわかに喧しくなる。(大丸 弘) |
|---|---|
| ID No. | A04-090 |
| 出典資料 | 東京日日新聞 |
| 発行年月日 | 1905(明治38)年2月18日号 5面 |
| 小説のタイトル | 摩訶波旬 大悪魔(49) |
| 作者 | 村上浪六(1865-1944) |
| 資料タイプ | 挿絵 |
| 身装画像コード | D7sh:[小説のヒロイン;挿絵美人(この年の評判小説中の美人)] D2sim:[島田;高島田] D5re:[フォーマルウエア;礼装;お祝い着] |
| 時代区分・年代 | 20世紀初め;1904(明治37)年 |
| 国名 | 日本 |
| キーワード | 紋付き |
| 男女別 | 女性 |
| 体の部分 | 全身 |