近代日本の身装文化(身装画像)
説明 大名華族の伯爵家の若当主と、その代々の家扶の家に生まれ当主と同年の若者、なにかにつけて当主を補佐するだけでなく心を許した友人でもある。夜遊びにでも行くらしい人目を避けた風の恰好は、二重マントに包まれて着ているものは良くわからない。ふたりとも色は違うがこの時代の縁の広い中折帽子。ゆびさしてる男は黒紋附の羽織に細かい縞のきもの、紺足袋に両刳の下駄、細身のステッキをもつ。主人らしい男は手袋をし、外套の裾に見えるきものは袘の厚い無地もの。これも紺足袋だが、白く太い鼻緒の草履は殿様風かもしれない。ふたりとも襟を立てて着ている外套は、和服にも洋服にも用いられるが、専用のものでは洋服用の方が丈が短い。(大丸 弘)
ID No. A04-087
出典資料 東京日日新聞
発行年月日 1905(明治38)年1月24日号 7面
小説のタイトル 摩訶波旬 大悪魔(26)
作者 村上浪六(1865-1944)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード Wbo:[かぶり物一般;帽子]
Vwa:[男性和装外套]
Vhao:[羽織]
Wte:[手袋;手甲;腕覆い]
Vta:[足袋]
Wge:[下駄;クロッグ]
Wzo:[草履;草鞋]
Wtu:[杖;ステッキ;松葉杖]
時代区分・年代 20世紀初め;1904(明治37)年
国名 日本
キーワード 中折帽子;中折れ帽子;[インバネス;トンビ;鳶(とんび);二重回し;二重廻し;二重外套;二重マント];黒紋付き羽織;紺足袋;両刳りの下駄;ぞうり
男女別 男性
体の部分 全身
備考 発行年誤植