近代日本の身装文化(身装画像)
説明 ファンタジックなコント作品で、ストーリーはどうでもよい。飛行船で戦場視察に出発しようとするところに、旧友の妹が訪ねて来た。輪の中の女性がそれで、「年の頃二十歳前後、何処かに品のある美人」とある。その美人の髪はこの時期もっともふつうに見るタイプの束髪だが、本文では、「髪はもちろんぐるぐる巻きにしている」、「髪は結う暇がなかったのであろうと推察される」とあって、この種の束髪がごくお手軽な、言い方を変えればかなりいい加減なものだったことを示している。もう少し前の時代であると、お手軽な髪といえばじれった結び、馬の尾、達磨返しといったものだった。じつは1880年代の初期束髪推進論者は、この種の日本髪も束髪の部類に入れていたのだった。(大丸 弘)
ID No. A04-033
出典資料 大阪朝日新聞
発行年月日 1904(明治37)年1月1日号 25面
画家・撮影者 稲野年恒(可雅賎人)(1858-1907)
小説のタイトル 日露戦争(1)
作者 三浦千春(三浦萩園)(1828-1903)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D7sh:[小説のヒロイン;挿絵美人(この年の評判小説中の美人)]
D004:[適齢期の娘;新造;(1) 嫁入り前の娘,新妻,さらに一般の他家の妻女をいう。]
D2so:[束髪(前期縦型の)]
D4yu:[郵便配達夫]
Wbo:[かぶり物一般;帽子]
Wkya:[脚絆;脛覆い]
Wzo:[草履;草鞋]
時代区分・年代 20世紀初め;1904(明治37)年
国名 日本
キーワード 郵便屋
男女別 男性;女性
体の部分 全身;上半身