近代日本の身装文化(身装画像)
説明 年始客の訪れを知らせる小間使い。閉じた座敷の中の主人に用件を伝えるときは、あらかじめ声をかけたうえで座って両手で襖を開き、挿絵のように指先を相手の方には向けずに畳に突いて、ものを言う。元日のことなので、召使にもふだん着とはちがうものを着せているだろうが、せいぜい主人のお古の銘仙だろう。個人の家庭では大きな商店の奉公人のような決まった仕着せ制度はないから、主人の思いつきひとつでたいていはお下がりを与えられる。この女の髪ははっきりしないが、女中が束髪を結うのは生意気だと言われたりした。しかし下女中と比べると小間使いは優遇されていたので、地味な束髪のこともあり得た。(大丸 弘)
ID No. A04-017
出典資料 東京朝日新聞
発行年月日 1904(明治37)年1月6日号 4面
画家・撮影者 右田年英(梧斎年英)(1863-1925)
小説のタイトル 大和魂(4)
作者 半井桃水(1860-1925)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D4ge:[下女;下男;召使い]
D2so:[束髪(前期縦型の)]
Vka:[掛襟]
Vob:[帯]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
D80:[姿勢;ポーズ(特異な姿勢・ポーズ・格好一般)]
時代区分・年代 20世紀初め;1904(明治37)年
国名 日本
キーワード 小間使い;黒襟;お太鼓結び;絞り柄の帯揚げ;手の突き方;廊下;襖(ふすま)
男女別 女性
体の部分 全身;坐臥