近代日本の身装文化(身装画像)
説明 若い女性の振袖の袂のさまざまな扱い。畳に平座する(楽に座る)場合、長い袂をこのように広げると、通る人に踏まれて互いに迷惑だが、帯の柄と三角形を成し、美しいもの。向かい合っているのは、この時代でも旧家や下町にはときどき見かけられた眉を剃った初老の女で、髪は小さな丸髷。第75回は寒いときなどこうして手先を包む。持つものがなく手持ちぶさたのときのしぐさでもある。口もとを隠す場合は袂でなく袖口だが、こうして大泣きに泣くときは顔の敷物になる。袖を胸に当て「様子をする」、第30回の場合は、長い袂の模様は掛け物のように映えるだろう。畳に片手を突いてものを言っている女中の髪は、銀杏返し。(大丸 弘)
ID No. A04-013
出典資料 東京朝日新聞
発行年月日 1904(明治37)年3月11日号 7面
小説のタイトル 新作 相思怨(そうしえん)(67)
作者 草村北星(1879-1950)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D7re:[令嬢モデル]
D004:[適齢期の娘;新造;(1) 嫁入り前の娘,新妻,さらに一般の他家の妻女をいう。]
D2so:[束髪(前期縦型の)]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
Vfu:[振袖;袂]
D006:[初老の女性(40~50歳代)]
D2ma:[丸髷]
D1me:[眼・眉毛周辺の状態(眼・睫毛・眉の化粧)]
Vka:[掛襟]
時代区分・年代 20世紀初め;1904(明治37)年
国名 日本
キーワード リボン;竪縞のきもの;袂の扱い;平座;後ろ姿;背面;眉落とし;黒襟;火鉢;火箸
男女別 女性
体の部分 全身;坐臥
関連情報 A04-013, HC04-004, HC04-008, HC04-009