近代日本の身装文化(身装画像)
説明 結婚を急がせる母親と、それに従おうとしない娘。娘には親の決めた許婚があるが、それは意中の男性とはちがう。話を打ち切って立とうとする娘の袂を、母親はつかんではなさない。振袖はこんなとき着ている人には拘束になる。母娘の間でそんなことはないにしろ、つかんでいる手を放そうと無理に引けば、袖付けのほころびることがあるから、こちらも自分の袂をつかんで振りはらう。下着や長襦袢が八ツ口から飛び出している。母親は四十代の女の小ぶりな髷の丸髷、娘は縦型の束髪だが、この時期は前が高くそびえるようになっているのが特色。(大丸 弘)
ID No. A04-007
出典資料 東京朝日新聞
発行年月日 1904(明治37)年1月13日号 7面
小説のタイトル 新作 相思怨(そうしえん)(11)
作者 草村北星(1879-1950)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D004:[適齢期の娘;新造;(1) 嫁入り前の娘,新妻,さらに一般の他家の妻女をいう。]
D2so:[束髪(前期縦型の)]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
Vfu:[振袖;袂]
D006:[初老の女性(40~50歳代)]
D2ma:[丸髷]
時代区分・年代 20世紀初め;1904(明治37)年
国名 日本
キーワード 後ろ姿;背面;袂を掴む
男女別 女性
体の部分 全身;坐臥