近代日本の身装文化(身装画像)
説明 家庭婦人の親切に指導する手軽なお料理が評判になって、希望者がだんだんと増えてきた。この日は十人近い女学生が、洋菓子づくりの手ほどきを受けている。レモンゼリーをつくるのに、生レモンを使えばそれに越したことはないが、それに代わるようなレモン果汁の製品のある時代ではなかったから、代用品をつくるのにはずいぶん面倒な手間をかけている。挿絵に見える七人の女学生はすべて英吉利巻風の上げ巻だが、初期の上げ巻とちがって、前髪も髱(タボ=後ろ髪)も、言い換えれば髪全体がかなり膨らんでいる。左から二人目の側面を描いている髪は、いわゆる花月巻に近づいている、とさえ言えそう。(大丸 弘)
ID No. A03-128
出典資料 報知新聞
発行年月日 1903(明治36)年9月1日号 1面
小説のタイトル 食道楽:手軽な菓子
作者 村井弦斎(1863-1927)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D7jog:[女学生]
D2so:[束髪(前期縦型の)]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
Vhaf:[袴(女性)]
時代区分・年代 20世紀初め;1903(明治36)年
国名 日本
キーワード 女学生;花月巻風;上げ巻
男女別 女性
体の部分 全身;坐臥;群像