| 説明 | 袂で顔を覆って部屋を立ち去る女性。前髪を大きく盛り上げ、髷が三角錐形にまとめている。下田歌子式と二百三高地型の特色を兼ねているこの時期の流行。束髪はこのあと前髪も髷もこれほど高くなくなり、髷の巻きようにはいろいろなヴァリエーションが生まれて、花月巻などの俗称がつけられた。また、この時代の帯は現代に比べてお太鼓の膨らみが大きく見える。おそらくこれは、現代より15センチ以上は小柄だった当時の女性が、お太鼓にゆとりを十分とったためだろう。お太鼓だけでなく、垂れの長さも現代よりずっと長いのがふつうだった。(大丸 弘) |
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| ID No. | A03-125 |
| 出典資料 | 報知新聞 |
| 発行年月日 | 1903(明治36)年5月18日号 1面 |
| 小説のタイトル | 食道楽:承諾 |
| 作者 | 村井弦斎(1863-1927) |
| 資料タイプ | 挿絵 |
| 身装画像コード | D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)] D3ob:[帯の締め方;帯の位置] |
| 時代区分・年代 | 20世紀初め;1903(明治36)年 |
| 国名 | 日本 |
| キーワード | 下田歌子式;二百三高地髷;お太鼓結び |
| 男女別 | 女性 |
| 体の部分 | 全身 |