近代日本の身装文化(身装画像)
説明 子爵家の嫡男である主人公と、いまもっとも親密な間柄の令嬢。「髪は貴族巻。星と連ねたサファイアの飾りピン、藤紫の紋羽二重の上衣に白の襟を重ねて、裾長に海老茶の袴、漆のつやある小さい靴、双の袂を胸に重ねて、すらりと立ってにっこりと笑った顔は、百千の媚びが溢るるばかり」とあって、女学生のふつうのスタイル。縦型の前期束髪はこの頃になると全体が膨らんで、一見日本髪のようにさえ見える。この束髪は後頭部で簡単な髷をつくり、上げ巻とか英吉利巻とか呼んでいたのだが、このころになるとより複雑な髷が工夫されはじめた。ここでいう貴族巻とか、花月巻とかいうのがそれ。(大丸 弘)
ID No. A03-114
出典資料 国民新聞
発行年月日 1904(明治37)年1月7日号 4面
小説のタイトル 乳屋の娘(29)
作者 峡南
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D7re:[令嬢モデル]
D7jog:[女学生]
D2so:[束髪(前期縦型の)]
Vhaf:[袴(女性)]
Vfu:[振袖;袂]
時代区分・年代 20世紀初め;1903(明治36)年
国名 日本
キーワード 女学生;貴族巻;紋付き;海老茶袴;袂を胸に重ねる
男女別 女性
体の部分 全身;上半身