近代日本の身装文化(身装画像)
説明 ふだんは宿の女中と世を忍んでいるため銀杏返しだが、今夜はその「銀杏返しを束髪、双子は風通の二枚襲、コートのほかに絹シオール、どう見ても新空気を吸うた、紳士の夫人としか思われぬ」とある。一番上にはコートとあるが、襟の両側に飾り組紐が付いているので、被布のようにも見える、ただし、被布、道行、吾妻コートは中間型、移行型も多く、強いてあれこれと特定の名称を言いにくい。束髪を紳士の夫人云々と言っているのは、束髪はインテリ層の既婚未婚の女性に多かったため。(大丸 弘)
ID No. A03-102
出典資料 国民新聞
発行年月日 1903(明治36)年10月17日号 4面
小説のタイトル 海底の宝庫(28):細君候補者
作者 江見水蔭(怒濤庵)(1869-1934)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2so:[束髪(前期縦型の)]
Vko:[コート(女性和装外套)]
Vhi:[被布]
Wku:[頸覆い(マフラー,ストール,襟巻,ショール)]
時代区分・年代 20世紀初め;1903(明治36)年
国名 日本
キーワード 二枚襲;絹のショール;組紐飾り
男女別 女性
体の部分 上半身
関連情報 A03-102, A03-103