近代日本の身装文化(身装画像)
説明 ヒロイン初野の着替えの場面。自転車が転倒して手に怪我をした彼女は、まだきものの脱ぎ着が不自由で、下宿の主婦の手を借りて、外出着を浴衣に着替えている。「行李から洗ってある白地の浴衣を取出(……)締めている紫紺地らしい緞子の帯、糸織の曙縞の綿入、下着は絹の桜小紋、その下のネルの襦袢を分くれば、何処からともなくホワイトローズの匂い、肌は艶々と珠の如きに、乳房はむっちりと高く、細腰よりしたの腰巻(ケダシ)の色、足長ければしっとりとして、紅の瀧の落ちるとも譬(タト)えうべきである(……)」。彼女は肌着としてはネルの襦袢を着て、そこに香水を染ませているらしい。(大丸 弘)
ID No. A03-069
出典資料 読売新聞
発行年月日 1903(明治36)年3月14日号 1面
小説のタイトル 魔風恋風(まかぜこいかぜ)(5):入院料(3)
作者 小杉天外(1865-1952)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D7sh:[小説のヒロイン;挿絵美人(この年の評判小説中の美人)]
D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)]
Qkas:[絣]
Vkos:[腰巻]
D0ro:[露出;シースルー]
時代区分・年代 20世紀初め;1903(明治36)年
国名 日本
キーワード 着替え;乳房の露出;矢絣
男女別 女性
体の部分 全身