近代日本の身装文化(身装画像)
説明 東京築地の豪商の下の娘がいま外出からの帰り。うしろに従っている小間使が小風呂敷を抱えているので買い物かもしれない。下女が主人の伴をして外出するときは、たいていは小さな包みものか提げものを持っていた。これは丁稚が主人や番頭と外へ出るときは、かならず萌黄の一反風呂敷をふところに入れていた理由と同じ。娘は高等女学校の生徒で、この格好は学校通いのままという。御召の書生羽織の下はおきまりの海老茶の袴。袴はずいぶん高く穿いて、結んだ紐はほとんど乳の下にある。頭はイギリス巻風の束髪。小間使いが下女ながら島田に結っているのはめずらしい方。(大丸 弘)
ID No. A02-092
出典資料 大阪毎日新聞
発行年月日 1902(明治35)年6月29日号 8面
画家・撮影者 阪田耕雪(坂田耕雪)(1871-1935)
小説のタイトル あやめ草(2)
作者 広津柳浪(1861-1928)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D7jog:[女学生]
D2so:[束髪(前期縦型の)]
D2sim:[島田;高島田]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
Vhan:[半襟]
Vhao:[羽織]
Vhaf:[袴(女性)]
Wfu:[風呂敷(包み);布包み]
時代区分・年代 20世紀初め;1902(明治35)年
国名 日本
特定地域 東京;築地
キーワード 女学生;イギリス巻風;リボン;書生羽織;海老茶袴
男女別 女性
体の部分 上半身