近代日本の身装文化(身装画像)
説明 地位も富も申し分のない家つきのお嬢様、しかも美人。このお嬢様をめぐって三人の青年のあいだに確執が生まれる。三つの例ともにお嬢様は高島田。前挿しの丸櫛と、髷を結ぶ元結(モトユイ)、玉簪(タマカンザシ)のほか、第7回では前髪の根に挿したビラビラの簪がわかる。重量はほとんどが自分の毛の重さだからたいしたことはないといえ、これだけの構造物を支えているのは楽ではなかった。結い直すのは十日目毎にしても、三日に一度は商売人の手で撫で付けが必要だった。それでも、この構造物が美しいと、ほれぼれ見る人が多かった時代は辛抱ができたろう。(大丸 弘)
ID No. A02-058
出典資料 東京朝日新聞
発行年月日 1902(明治35)年11月12日号 4面
画家・撮影者 右田年英(梧斎年英)(1863-1925)
小説のタイトル 三人婿(8)
作者 渡辺霞亭(黒法師)(緑園)(朝霞隠士)(無名氏)(匿名氏)(1864-1926)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D7sh:[小説のヒロイン;挿絵美人(この年の評判小説中の美人)]
D7re:[令嬢モデル]
D2sim:[島田;高島田]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
D801:[強い悩み・悲しみ・口惜しさ・羞恥の表現]
時代区分・年代 20世紀初め;1902(明治35)年
国名 日本
キーワード お嬢様;元結い;丸櫛;玉簪;お太鼓結び;しぐさ;袖口で涙をぬぐう
男女別 女性
体の部分 上半身
関連情報 A02-053, A02-057, A02-058