近代日本の身装文化(身装画像)
説明 老女の髪型といえば、ふつうは丸髷が小さくなるだけのことだ。日本髪を結いつけると頭の真ん中から禿げはじめ、五十歳を過ぎるくらいで、珈琲皿くらいの円形の禿げのある人は多かった。中年以後の女性の髷が小さくなる理由のひとつはそのため。第4回の女性の丸髷は大体五十代くらいの女性のもの。六十を過ぎたお婆さんは小さな握り拳ほどのものになる。どうしても髷が結えなくなると、髷の代わりに束ねるだけの茶筅(チャセン)になる。第6回の老婆の髪がそれ。茶道の道具の茶筅なら丸ブラシか。ただし自毛でなく、髢(カモジ)を使って大きい髪を結う人はいくらもいた。(大丸 弘)
ID No. A02-056
出典資料 東京朝日新聞
発行年月日 1902(明治35)年11月10日号 4面
小説のタイトル 三人婿(6)
作者 渡辺霞亭(黒法師)(緑園)(朝霞隠士)(無名氏)(匿名氏)(1864-1926)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード H6:[和座敷一般]
D007:[女の老人]
D2ma:[丸髷]
Vhao:[羽織]
時代区分・年代 20世紀初め;1902(明治35)年
国名 日本
キーワード 茶筅髪(ちゃせんがみ);書生;黒紋付き羽織;座布団;火鉢;襖(ふすま);障子
男女別 男性;女性
体の部分 全身;坐臥
関連情報 A02-055, A02-056