近代日本の身装文化(身装画像)
説明 入り婿ということもあってじゅうぶん用心したはずの浮気が妻にばれそうになった。そのためいつもとはべつの「屋号は商人らしい大川屋、表掛かりもそれとは見えない待合」へ相手の芸者を呼んだ。その家の前に立っているのが芸者だろうが、あたまは銀杏返し、羽織かコートの上にショールを羽織って、一見芸者らしくない恰好。もっとも芸者は廓の女とちがい、外出も着るものもほとんど拘束はない。待合は江戸時代の出逢茶屋のあとをうけたもので、料亭、芸者置屋とともに花街の三業のひとつでもあるが、景色のいいところや、社寺などの近く、あるいはちょっとひとの気づかない場所などに散在もしていた。(大丸 弘)
ID No. A02-035
出典資料 東京朝日新聞
発行年月日 1902(明治35)年4月26日号 4面
小説のタイトル 夢がたり(5)
作者 武田仰天子(1854-1926)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード K005:[遊廓内の家並み]
D7ge:[芸者;半玉;舞妓]
D2ic:[銀杏返し]
Vko:[コート(女性和装外套)]
Wku:[頸覆い(マフラー,ストール,襟巻,ショール)]
時代区分・年代 20世紀初め;1902(明治35)年
国名 日本
キーワード ショール;後ろ姿;背面
男女別 女性
体の部分 全身