近代日本の身装文化(身装画像)
説明 お姫様と呼ばれる身分の女性。髪は文金高島田。島田髷はもともとはでな髪だが、根を高くすればするだけ一層華やかになる。1900年代以後は一般に日本髪の大げさなのを嫌う風潮から、文金風の高島田はもっぱら婚礼用になり、それも比較的低いものとなった。根に元結(モトユイ)をたくさん巻いて高く結うのはもともとは男髷のスタイルで、文金と俗称された一分金が鋳造された元文年間(1736年~)の流行が、女髷に模倣された。女髷では高くするために元結ではなく、丈長を使っている。このお姫様の横顔はきわめて観念的で、画家右田年英の遊びのアブストラクト表現のようだ。(大丸 弘)
ID No. A02-013
出典資料 東京朝日新聞
発行年月日 1902(明治35)年6月26日号 4面
画家・撮影者 右田年英(梧斎年英)(1863-1925)
小説のタイトル 写絵(50)
作者 半井桃水(1860-1925)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D7re:[令嬢モデル]
D2sim:[島田;高島田]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
Vob:[帯]
Vna:[長襦袢;襦袢]
時代区分・年代 20世紀初め;1902(明治35)年
国名 日本
キーワード 文金高島田;お太鼓結び;帯揚げ;襦袢の襟;横顔;側面
男女別 女性
体の部分 上半身