近代日本の身装文化(身装画像)
説明 これから親族の結婚披露宴に出向こうとしている子爵家の令嬢。「黒地に松竹梅の頗る古風な裾模様を染め出した袷の重ね、高髷の恰好まで、むしろ野暮に失するほど上品の好み」というこの時代の礼装。第12回ではその日の園遊会の場面。上流階級ではそれまでの室内の座礼一辺倒に代わり、園遊会の催しが多くなったため、裾模様の高さにも変化が生じた。しかし松竹梅とか御所車とか、宝相華、青海波とかの有職系の伝統柄自体は、それを変えようとする気運が織元の西陣に芽生えなかったから、金を惜しまない上流階級ほど、古風で野暮な礼装は廃ろうとしなかった。(大丸 弘)
ID No. A02-009
出典資料 東京朝日新聞
発行年月日 1902(明治35)年5月16日号 4面
小説のタイトル 写絵(10)
作者 半井桃水(1860-1925)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D5re:[フォーマルウエア;礼装;お祝い着]
D7re:[令嬢モデル]
D2sim:[島田;高島田]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
Wme:[眼鏡]
Vhao:[羽織]
Wge:[下駄;クロッグ]
時代区分・年代 20世紀初め;1902(明治35)年
国名 日本
キーワード 結婚式;高島田;黒紋付きの裾模様のきもの;黒紋付き羽織
男女別 男性;女性
体の部分 全身;上半身
関連情報 A02-009, A02-010