| 説明 | 下町育ちの娘が女学校に入り、山の手の裕福な家庭の人々と交渉を持つ。同じ東京とは言っても下町と山の手では、ときとしては違う人種のようだった。ちょっとした習慣や気風の相違は昭和になっても続いたという。娘に小学校以上の教育をつけるということに関しては、下町の商家や職人気質の人はもうひとつ積極的でなかった。震災前でも、袴姿の若い女が神田や日本橋あたりを通ると、うさんげに見る人があったそうだ。ここに描かれている女学生は、登校ではいうまでもなく、友人の家を訪問するときなど、多少改まったときはすべて胸高に袴を穿く。17(6)ではもてなしを受けている娘は袴、その横のこの家の娘はもちろん着流し。画家は人による髪型の違いを忠実に描き分けている。この時代の束髪は、まだ少女といってよい女学生でもずいぶん大きくなっていて、人によってはとくに前髪が、つぎの時代を暗示するように盛り上がっている。(大丸 弘) |
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| ID No. | A01-096 |
| 出典資料 | 読売新聞 |
| 発行年月日 | 1901(明治34)年6月23日号 1面 |
| 小説のタイトル | 紺暖簾(5)(2) |
| 作者 | 山岸荷葉(1876-1945) |
| 資料タイプ | 挿絵 |
| 身装画像コード | D003:[少女(ほぼ女学生の年頃(12~15,16歳))] D7jog:[女学生] D2so:[束髪(前期縦型の)] D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)] Qkas:[絣] Vhaf:[袴(女性)] Wkut:[靴;サンダル;靴修理;靴磨き] Wkas:[傘] D6ti:[地域的特色;民族服;東京と関西;山の手と下町] |
| 時代区分・年代 | 20世紀初め;1901(明治34)年 |
| 国名 | 日本 |
| 特定地域 | 東京 |
| 男女別 | 女性 |
| 体の部分 | 全身;坐臥 |
| 関連情報 | A01-096, A01-101, A01-102 |